スウェーデンの風が東京に吹いた日!
予防歯科の未来を語るダン・エリクソン教授がやってきた
先日5月11日、東京でとんでもなくエキサイティングな勉強会に参加してきました!なんと、予防歯科の最先端を走り続けるスウェーデンから、あのダン・エリクソン教授が来日されたんです。
「予防歯科」って聞くと、ちょっと真面目なイメージがあるかもしれませんが、教授のお話は目から鱗の連続で、予防歯科の真髄を改めて知る貴重な時間となりました。
歯医者さんだけが頑張ってもダメ!予防は「患者さん」と二人三脚で!
エリクソン教授が何度も強調されていたのが、これ。 「予防は、医療者側がどれだけ頑張っても、患者さん自身の意識が変わらないと、持続可能にならない。」
これ、本当にその通りなんです。私たち歯科医院がどんなに素晴らしい治療や予防メニューを提供しても、患者さん自身が「自分の歯を守りたい!」という気持ちを持って、日々のケアに取り組んでくれないと、その効果は半減してしまいます。
まるで、ダイエットと一緒ですよね。どんなに優秀なトレーナーがいても、本人が食生活を改善したり運動を続けたりしないと、理想の体型は手に入らない。歯の健康も全く同じなんです。
歯を削らない、抜かない!その秘訣は「子どもの頃」にあり!
さらに教授が力説されていたのが、「歯を削らない、抜かない状態を保つためには、子どもの頃からの環境や習慣がものすごく大切だ」ということ。
むし歯になる前に、歯周病になる前に、いかに適切な予防ケアをスタートできるか。そして、それが当たり前の習慣として身につくか。それが、将来にわたって自分の歯で美味しくご飯を食べ続けられるかどうかの分かれ道になるんです。
スウェーデンでは、小さい頃から「歯を守る」という意識が、ごく自然に根付いていると聞きます。私たちも、もっともっと早い段階からのアプローチの重要性を痛感しました。
「泉が丘歯科がやってることは、まさにそれ!」教授からのお墨付き?!
そして、今回の勉強会で個人的にすごく嬉しかったのが、エリクソン教授が繰り返しおっしゃっていたことが、まさに普段、泉が丘歯科が大切にしているMTM(メディカルトリートメントモデル)と幼少期からの健康教育の重要性だったことです。
「歯を削らない、抜かないための予防」「患者さんとの意識共有」「幼少期からのアプローチ」…これらは、私たちが日々の診療で愚直に取り組んでいることそのもの!スウェーデンのトップランナーから「君たちのやってることは正しいよ!」と言われているような気持ちになりました。(勝手に!笑)
これからもMTMを愚直に、そして0歳からの親子予防も!
今回のダン・エリクソン教授のお話で、私たちの進むべき道が、より一層クリアになりました。
- これからも、患者さん一人ひとりに寄り添い、丁寧なMTMを愚直に実践していきます。
- そして、「もっと早く知っていれば…」という声をなくすため、0歳からの親子予防の啓発にも力を入れていきます!
「生涯、自分の歯で食べたい!」というあなたの願いを叶えるために、泉が丘歯科はこれからも全力でサポートさせていただきます。ぜひ、お気軽にご相談くださいね!