小児予防矯正
「健康な歯は抜きたくないな・・・」
「治療が終わってもきれいな歯並びを保ちたい・・・」
「できるだけ痛みの少ない治療をさせてあげたい・・・」
「周りのお友達に矯正器具でからかわれないかな・・・」
このような考えをお持ちの親御さんにおすすめしたいのが当院の小児矯正です。
一般的に矯正治療と言えば、針金(ブラケット)をつけるイメージをされる方が多いと思います?そして、矯正治療に対し、
「とにかく痛みが強そう、食べられないって聞くし・・・」
「健康な歯を抜歯したり・・・?」
「終わってからも一生きれいに並んでいるのかな・・・」
「見た目が気になって、笑いにくそう・・・」
このように、「矯正治療=大変!!」というイメージを持たれている方が多いのではないでしょうか。勿論、従来の針金矯正治療は科学的に実証、確立されている治療法です。当院でも年齢やお口の中の状況によっては針金矯正をおすすめすることもございますが、当院では従来の針金矯正とは全く異なる考え方の予防矯正を導入しております。
当院の予防矯正と従来の針金矯正との違いはシンプルです
従来の多くの針金矯正は歯並びという結果にアプローチ
しかし、この新しい予防矯正は原因にアプローチ
そのため、当院の予防矯正は後戻りしにくいです。
つまり、根本的考えとして「その子自身の本来の成長を取り戻す!」ことだと考えています。
そもそも歯並びが悪くなる原因は?
歯並びが悪くなる原因はあご、歯の形、大きさに起因する遺伝的なものと、生まれてからの生活習慣の環境的なものがあります。最近、生活習慣の要因が大きな原因75%程度だと言われています。つまり、お口やその周りの筋肉にとってよくない習慣(悪習癖)が幼少期についてしまうことが第一の要因だといえます。そして、お口周りによくない習慣を続けた結果、第二の要因として、上あごが発育不全になってしまうことが明らかになっています。すると、歯の並ぶスペースが足りず、結果、きれいに歯が並ばないことは容易に想像つきますよね。子どもの上あごは7歳で成人の90%(幅)まで成長し、その後、10歳頃成長が終了します。つまり、それまでに上あごを広げ悪習癖をとってあげることが必要になります。
お口はポカンと開いてませんか?まずはお子さんのサインに気づきましょう
〇鼻がよく詰まる 〇いびきをかく 〇前かがみで姿勢が悪い 〇食べているときにぺちゃくちゃ音をたてる 〇話すとき舌が少し出る 〇何かを飲み込む時に舌が前に出てくる 〇上の歯列の形が逆V字型になっている 〇上あごの天井が高い 〇前歯が茶色になる 〇扁桃腺が腫れたり風邪をひきやすい 〇寝汗をかく 〇よく寝ているのに、朝から疲れている 〇中耳炎になりやすい 〇小学校に入ってもおねしょがある 等々
1つでも当てはまれば、歯並び不正を起こす、悪習癖をもっているかもしれません。その中で、最も原因とされているのが「口呼吸」です。口呼吸は歯並びが悪くなる大きな要因です。
歯並び不正を生み出す悪循環を子どものうちに断ち切ることが大切なのです。
子どものうちにあごを広げる予防矯正を行うメリット
大人になってからでは骨格を容易に改善することはできません。そのため、成長が終わってからの矯正治療は小さいあごに大きい歯のスペースを確保するため、健康な歯を抜いて大きさを揃えざるを得ません。しかし子どものうちなら、狭いあごを広げることができます! 子どものあごの骨格は成長途中なので、この時期に上あごを広げて歯を並べるスペースを作ることが理想的です。生まれてからの生活習慣(悪習癖)によって上あごが本来成長するべき大きさにならなかったため、形態を元に戻すのです。お顔が大きくなる訳ではありません。 上あごの形態が整うと、舌の位置が正しくなり、鼻呼吸がしやすくなり、後戻りしにくくなります。
当院の小児予防矯正とは ~Oral Balance Training~
上記のように、上あごを正しく成長させ形態を整えることで、舌の位置を正しく鼻呼吸にしても、子どもの頃についた癖は直りません。口呼吸の習慣で、舌や唇まわりの筋肉が覚えた悪い癖は続きます。口もとがだらしなく、舌足らずの話し方や舌を出す癖は良くなりません。このような環境では、矯正治療で歯並びを整えても歯並び不正が再発してしまいます。そのため、当院では形態を整えることと、特殊なマウスピースを使い癖を直すトレーニングを行います。基本的には日中1時間と寝ているときに装着するため、学校へつけては行きません。また、1日5分程度のトレーニングを行います。このトレーニングを行うことが非常に大事になってきます。癖を取るのは年をとればとるほど難しいでしょう。左利きという癖を右利きにに直すなら、早いにこした方が良いのは想像がつきますよね。癖をなおすトレーニングを行い、お子さま自身がお口の周りの筋肉の機能を育成することで歯並びを良くしていきます。 つまり形態(あご)を整え、機能(癖等)を正す、両方からアプローチする治療法です。
当院のOBT予防矯正と従来の針金矯正との比較
当院ではお子さんが集中してアクティビティができる専用のアクティビティルームやゆっくりとお話のできるカウンセリングルームを設置しております。また、歯並び相談は無料で行っておりますので、お気軽にご来院ください。泉が丘歯科の小児矯正(OBT)は、顎の健全な発育や呼吸の正常化、それらに伴う歯並びの矯正といった流れを重視しております。守山区、春日井市、尾張旭市、瀬戸市近郊において小児矯正をお考えの方は、一度当院までご相談ください。お待ちしております。
お子さんの健やかな未来のために
最適な歯並びがあります
当院のOBT小児予防矯正における唯一のお願い
従来の矯正治療とは異なり、痛みも非常に少なく、抜歯の必要がなく、お子様には負担が少なくできる治療法です。
ただし、針金矯正などであれば、わかりやすく言えば24時間半強制的に装置を付けることが出来るのですが、当院の矯正は、日中の1時間と睡眠時の装着と、1日5分程度のトレーニングを行うことが重要になってまいります。つまり、ご家庭での親御さんのサポートが必要不可欠なのです。十分なサポートが得られれば、それだけ効果を得る可能性が高まりますが、もしも十分なサポートが得られない場合は、治療期間も長くなってしまったり、また期待以上の効果が出にくいと言われております。
もちろん、当院でも毎日マウスピースを付け、またアクティビティを継続できるようにサポートを致しますので、ご安心ください。
お子様のより良い成長のためにも、親御さんの協力がこの治療では最も重要なポイントなのです。是非、一緒に頑張っていきましょう!
お子さまの健康な身体とお顔立ち、これは親から子へ送れる最高のプレゼントだと考えています。
OBTの流れ
① カウンセリング (無料)
まずは相談にご来院ください。歯並びの悩みや診療の内容や進め方、むし歯予防について、お話しする時間を設けています。(60分程度)
※ご不明な点がありましたら、スタッフにご遠慮なくお話ください。資料をお渡ししますので、ご自宅でごゆっくりご相談ください。
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② 精密検査
口腔内診査、口腔内・お顔・全身・足の写真撮影、動画撮影、CT レントゲン撮影、歯型、口唇圧測定を行います。(60分)
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③ 検査結果の説明
精密検査の結果と具体的な治療方法を、ご説明します。(45分)
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④ スタート
毎月のチェック、トレーニング、調整等(30分)が始まります。
OBT症例写真
OBTについてのQ&A
A : 発育に問題があるところを正常に戻し、機能を改善する治療ですので、早い年齢からトレーニングを開始するのが効果的です。不正咬合の種類や程度によって違いはありますが、5~7歳くらいに始められるのが理想です。遅くとも10歳くらいまでには行うことが望ましいと考えています。
Q : 大人の歯が生えそろってから行う矯正との違いは?
A : OBTは子どもの成長期に行うI期治療に相当します。この時期の矯正の特徴は、子どもの成長を利用し顎を拡げるため将来大人の歯を抜く必要性が非常に少なくなります。
医療費控除
医療費控除とは
1年間に支払った医療費が多額な場合、一定の金額の所得控除を受けることができます。
対象となる医療費
1月1日~12月31日の1年間で生計を共にする親族のために支払った医療費が10万円を越えた場合の超過分に対して適用されます。矯正歯科治療も医療費控除の対象になります。
通院費
交通機関を利用した場合、通院費として認められます。通院した日とかかった通院費を記録しておきましょう。自家用車での通院は対象にはなりません。
注意事項
当院で発行した領収書は申告時に必要ですので大切に保管してください。申告を忘れても5年前までさかのぼって控除を受けることができます。医療費控除は税務署に自己申告しないと還付されません。