幼少時の受け口

こんにちは、泉が丘歯科 院長の石川です。

そもそも受け口とは?

正常のかみ合わせでは、上の前歯は下の前歯より前方に位置します。逆に、下の前歯が上の前歯より出てしまうのが受け口(反対咬合)という状態です。乳歯のかみ合わせが完成する3歳で受け口(反対咬合)が発見される割合は歯科疾患実態調査によると4-5%と言われています。

3歳児健診で受け口「反対咬合」と指摘され歯科医院を受診しても、歯医者さんからは「様子を見ましょう」と言われ戸惑う親御さんもおられると思います。

しかし、幼児期の反対咬合を放置すると、あごを正しく育成する事が出来きません。その結果、6歳頃に前歯が乳歯から永久歯に萌え変わり始めても、成長不足のあごに合わせて反対咬合になります。2歳での受け口だった子の半数は自然治癒するが3歳以降の受け口の自然治癒率は6%である(日本大学歯学部講師 柳澤宗光先生)と報告しています。

当院では、幼少期4歳から可能な「パナシールド」というマウスピースのような器具を使った受け口治療を行っています。就寝中に装着することで、顎の周辺の筋肉が顎を正常な位置に戻すように動きます。大人になってからの矯正も可能ですが、骨がやわらかい時期に適切な治療を行ったほうが、治療期間も短く、お子さんへの負担が少なくなります。

写真は当院で受け口治療を受けている4歳のお子さんのお口の中の移り変わりです、約4か月で受け口が改善しました。(個人差があり1年程度かかる場合もあります)

親御さんからお子さんのお口をみて「おかしいな?」あるいはお子さんの反対咬合で心配の方はお気軽にご来院ください。

名古屋市守山区泉が丘803 泉が丘歯科

TEL:052-715-4466

mail:okizumigaokadc@gmail.com

#予防歯科 #小児矯正 #歯並び予防 #受け口 #反対咬合 #3歳児健診 #守山区 #春日井市 #尾張旭市 #瀬戸市