歯周病と認知症

こんにちは、親子予防歯科の泉が丘歯科です。

みなさん、厚生労働省が「2025年には65歳以上の5人に1人が認知症になる」と試算しているのをご存じでしょうか。

今回はアルツハイマー型認知症と歯周病の関連性についてお話します。

アルツハイマー型認知症とは、脳にアミロイドβというたんぱく質が異常にたまることで、脳の全体が萎縮して引き起こされると考えられています。(諸説あり) 最近、九州大学の武 准教授らのチームはヒトの歯周病の原因菌をマウスに投与したところ、肝臓にアルツハイマー型認知症の原因とされるアミロイドβが産生されていることを世界で初めて発見しました。(Dentalism News&Topicsより出典) この研究成果から、武 准教授は「ヒト歯周病の歯茎からアルツハイマー型認知症の脳内老人斑成分が産生されることに大変驚きました。アルツハイマー型認知症の予防に口腔ケアはとても重要です。」と話されています。

また別の研究では「アルツハイマー型認知症の患者さん10人中4人の脳から歯周病菌が見つかり、同年齢の認知症ではない10人の脳からは1人も見つからなかった」という衝撃的な研究結果が2013年の医学雑誌に掲載されました。

これらの研究から歯周病を予防することが認知症の予防に繋がることが分かってきています。

当院ではパパとママのお口の健康増進、さらにはおじいちゃん、おばあちゃんの認知症予防に対して口腔ケアを力を入れて取り組んでいます。また医院に来院できない高齢者の方のために訪問診療も行っています。

ご高齢のご家族にもしっかりと口腔ケアを施すことで、アルツハイマー型認知症を予防しましょう!

守山区泉が丘803 泉が丘歯科

TEL:052-715-4466

mail:okizumigaokadc@gmail.com

予防について、訪問診療についてなど質問等ございましたら電話、メールで質問受け付けております。

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